REPORT

開催が終了したプログラムのレポートを
お届けします。

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2023 8/30

Light program

著作権侵害をしない、されないために。クリエイティブの現場で出あう「法律」との向き合い方

小稲 貴明法務チーム チームマネージャー

山本 泰子サービスデザイナー/インクルーシブデザイナー

クリエイティブの現場に潜む著作権侵害などの法律問題に「自分ごととして向き合う」ことを目的とした本プログラム。クイズの出題やケーススタディの紹介を通して、参加者の皆さまとコミュニケーションを取りながら和やかにお届けしました。講師は、コンセントの法務担当と多くのプロジェクト推進をしてきたデザイナー。プログラム中に寄せられた質問に、それぞれの立場と経験から培った考えをたっぷりお伝えしました。法律を単に守るべき「ルール」と捉えたり、専門家に任せるだけにせず、ビジネス観点や倫理的判断も取り入れて自分視点で考えることの大切さに気づける回となりました。

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2023 6/28

Bold program

大企業のWebガバナンス、次の一手を探る
ーウェブサイト統括・運営の先にある課題解決に向けてー

ゲストスピーカー|藤乗 康雄氏ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社

山中 健一株式会社コンセント インフォメーションアーキテクト/株式会社シックスタント 代表取締役

笹原 舞プロデューサー/プロジェクトマネージャー

企業のウェブサイト群を統括・運営・活用する際の要となる「Webガバナンス」について、基礎知識から課題解決のヒントまで幅広くお伝えした本プログラム。前半はWebガバナンスの変遷を振り返りつつ、今のWebガバナンスで重要となるポイントを「企業姿勢の反映」と「資産やコンテンツの共用」であると解説。それが企業への信頼醸成や業務効率化につながるとお伝えしました。後半はWebガバナンスの重要性を組織へ浸透させるための策について、ゲストスピーカーの藤乗康雄氏とともに鼎談形式で議論。スピーカーそれぞれの経験から得た気づきなどを共有しました。参加者からは「そもそもWebガバナンスとは…という振り返りや、具体的なエピソードを交えてお話いただけたため、とても参考になりました」といった声をいただきました。

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2023 4/26

Regular program

愛されるブランドになる方法
ーブランド価値を定義するための知識とプロセスー

中野 文俊クリエイティブディレクター

本プログラムは、ブランドという概念の成り立ちや最近の動向など基礎知識から、ブランド構築の考え方まで体系的に紹介しました。愛されるブランドへの道として「認知→共感→信頼」の道筋を提示し、その道筋を通して一貫性のあるブランディングをすることで、ブランド価値が浸透すると説明。一貫性あるブランドの骨格となる「ブランドアイデンティティ」は、理念/行動/知覚価値の3層構造からなり、検討の際は組織/顧客/社会の3つの視点でとらえる、という手法を解説しました。聞き手を務めた高石(サービスデザイナー/アートディレクター)も携わった事例を挙げながら、具体的にそれぞれのブランドアイデンティティをどのように策定していったのかを紹介。策定のプロセス自体が社内にブランド価値を浸透させる機会となることもお伝えしました。

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2023 3/22

Regular program

コンテンツ戦略の第一歩
ー理解・納得・共感を生む体験のデザインー

小山 純コンテンツストラテジスト

企業のコミュニケーション活動に欠かせないコンテンツを戦略的に開発・活用する手法「コンテンツストラテジー(コンテンツ戦略)」についてお伝えしました。冒頭では、コンテンツストラテジーの定義や基本フローといった基礎知識を説明。その上で2つのプロジェクト事例をもとに、戦略検討の流れやアウトプットのポイントを具体的に解説しました。ユーザー体験とコンテンツ体験を対で捉える考えやコンテンツの発展的な活用法まで触れた内容は、参加者の皆さんから多くの納得と共感をいただけた様子で「コンテンツがもつ力の可能性を感じた」との声も寄せられました。

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2023 2/22

Regular program

撮影ディレクション基本と実践
ー心揺さぶるビジュアル開発の現場ー

ゲストスピーカー|田村 昌裕氏フォトグラファー

鹿児島 藍コミュニケーションデザイナー・アートディレクター

コンセントで実践した撮影プロジェクトを振り返りながら、エモーショナルなクリエイティブをつくる現場のナレッジをお話ししました。方針の決定から撮影前の準備、当日の役割分担など、それぞれの場面でのポイントを具体的に解説。特に多くの人が課題を感じるチーム内のコミュニケーションについては、互いの立場を越えて信頼関係を築く大切さを語りました。フォトグラファー田村昌裕氏をゲストに迎えてより一層和やかな雰囲気だったこともあり、参加者の皆さまから質問も多く寄せられました。一つひとつ丁寧に回答する田村氏と鹿児島の姿勢から、クリエイティブに向き合うふたりの熱意をお届けできたと思います。

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2023 1/25

Light program

多様性の時代を生きる、私たちのデザイン
ーインクルーシブデザインとサービスデザインを語るー

小山田 那由他サービスデザイナー/コンテンツデザイナー

佐々木 未来也サービスデザイナー/UX/UIデザイナー

佐野 実生サービスデザイナー/インクルーシブデザイナー

インクルーシブサービスデザインを実践する小山田、佐々木、佐野による、ディスカッション形式で開催したプログラム。コンセントが考える「インクルーシブサービスデザイン」の定義について紹介したあと、プロジェクトや組織の中での始め方、具体的な実践プロセス、取り組む上でのマインドセットについて、寄せられた質問にもお答えしながら議論しました。議論は、デザインの実践によって得られる価値について認識を合わせることの大切さ、自身のバイアスを自覚する重要性、多様な他者と関わるデザイナーとしての姿勢、ビジネスの中での判断軸など、さまざまな話題へと発展。思わず吸い込まれるように聴いていたという声も寄せられました。最後はスピーカーから「インクルーシブサービスデザインは終わりのない活動であり、移り変わる多様性を常に考え続けていくもの。こうしたイベントをきっかけに、興味を持った方と一緒に試行錯誤で取り組んでいきたい」とメッセージを投げかけて締めくくりました。

2022 12/14

Regular program

デザイン組織のチームマネジメント実践
-組織と人がともに成長できる環境づくり-

黒坂 晋UX/UIデザイナー

コンセントの User Experience Design Group のマネージャーとして、デザイナーやエンジニアなど20名近くのメンバーを束ねる黒坂が登壇。まず自社の人材育成や評価といった組織制度について説明した上で、自身や組織で取り組んでいるチームマネジメントの方法と実践例を紹介しました。専門性が異なるメンバーを適切に評価するための目標設計や考え方、目標達成に向けて個人の主体的な行動を引き出す方法など、一般的なフレームワークを元に試行錯誤し自社なりに昇華させた実践例を共有。多様な組織の形がある中で、自分たちならどう最適化できるか?参加した皆さんのヒントとなれば幸いです。

2022 11/30

Regular program

ビジョンデザイン入門
-プロジェクトを駆動させる共感のプロセス-

佐々木 未来也サービスデザイナー/UX/UIデザイナー

活気ある組織やチームビルディングのための「ビジョンデザイン」をテーマにした本プログラム。ビジョンが必要とされる社会背景や定義について参加者と目線合わせをした後、ビジョンデザインの具体的な効果と取り組み内容へ話を展開しました。特に参加者が関心を寄せたのは、ビジョン策定のプロセスで意見の拡散から収束へ向かう際の、関係者間での合意形成について。登壇者の佐々木、聞き手の川原田ともにビジョンデザインプロジェクトの実践者であることから、具体的な方法やポイントなど、互いの経験値や勘所を交えながら多角的に意見交換を行いました。

2022 10/26

Regular program

ビジネスに生かせるVR映像のつくり方

渡邊 徹クリエイティブディレクター

数々のVR映像体験を企画・撮影・制作してきた渡邊が登壇。VRの原理や機材などの基礎知識からビジネスでの活用法といった応用知識まで幅広くお伝えしました。渡邊は、2D映像と比較して没入感を演出できるVR映像を「(映像の内容を)自分ごと化できる体験コンテンツ」と表現。その効果を存分に発揮させるためには体験設計が重要と解き、視聴者自身の役割や場面設定を認知させた上でコミュニケーションを取る手法について、具体例を挙げて解説しました。最後に、すぐに使えるビジネスへの活用法としてサービスや商業施設等の利用体験のプロトタイプへの導入を提案しました。参加者からは、「講師の方の豊富な経験を元にした具体的な事例・エピソードをお話いただけたので、理解が進みました」といった声が寄せられました。

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2022 9/28

Bold program

DXとデザイン思考
-実践にみる、DX推進におけるデザインの有用性と可能性-

家内 信好デジタルプロダクトディレクター/ビジネスデザイナー

加川 大志郎プロデューサー/プロジェクトマネージャー

数々のDX推進プロジェクトに携わり、ビジョン策定やシステム開発・導入支援などの経験が豊富な家内、加川が登壇。前半では、DXの目的を「企業文化・風土の変革」と紐解き、デザインのアプローチが有効な顧客体験を踏まえた指針の策定や、組織内で啓発・浸透させるコミュニケーションプランの必要性を解説しました。後半では、実践的なデザインのアプローチをご紹介。継続的なシステム改善を前提としたプロジェクト計画、各事業部やベンダー企業をつなぐ人材の必要性、組織横断でデータを活用する仕組みについてお話ししました。参加者からは「DXの本質はツールやシステムの導入ではなく、ツールを介したコミュニケーションデザインという考えが非常に納得感があり、勉強になりました」といった声が寄せられました。

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2022 8/31

Light program

これからはじめるサービスデザイン

長谷川 敦士株式会社コンセント 代表取締役社長

コンセントの代表取締役社長であり『This is Service Design Doing サービスデザインの実践』の監訳者でもある長谷川が登壇。PART1「サービスデザインとは何か」では、サービスデザインそのものの概念や、なぜこれからの時代にサービスデザインが必要となるのかを解説しました。PART2「サービスデザインへの取り組み方」では、コンセントで取り組んでいるサービスデザイン導入のアプローチを紹介しつつ、実践に向けて大切になるポイントを紹介しました。特に参加者からはアブダクションとデザイン思考に関する話題が印象的だったという感想が多く寄せられました。中には「デザイナーとして勇気づけられた」という声もあり、デザインを実践する人の背中を押すようなプログラムとなりました。

2022 7/27

Light program

ユーザー調査における分析法入門
-現在を知り、未来を描く技術-

川原田 大地サービスデザイナー

新規事業開発や既存事業改善のためのプロジェクト設計/実行など、サービスデザイナーとして幅広い領域のプロジェクトに携わった経験を持つ川原田が登壇。本プログラムは、ユーザー分析をテーマに(1)前提の整理(2)分析手法の紹介と選び方(3)計画と実践の3パートで構成。基礎的な考え方から実践に向けた手法まで、体系的にお話しました。プログラム後半では、架空インタビューの発話録から「KA法」と「価値マップ」の作成を体験できるワークも実施。得られた定性データからユーザーの価値を分析し、新規サービスや改善のアイデアを発想するまでの流れを具体的に解説しました。当日のチャットには参加者の皆さまから多くの質問やコメントが寄せられました。

2022 6/22

Light program

ビジョンでつなぐ社内報の企画・編集

荻野 史暁エディター

社内報や会社案内、書籍など、幅広いメディアの編集を手がけてきた荻野が登壇。インナーブランディングを推進するための考え方を軸に、社員に楽しい気持ちで読んでもらえる社内報の企画・編集メソッドを、手法や実例を用いながらお話しました。当日は、プログラム内で紹介したワークシートを使って、企画方針を考えるワークを実施。ワーク後、荻野による実際の記入例を提示しながら解説することで、より実践に生かせるイメージを掴んでいただけたと思います。また、コアターゲットを絞りきれないというお悩みが寄せられましたが、1企画1つのコアターゲットを設定することで、より刺さる企画ができると回答し、読者の感情に寄り添った編集の大切さもお伝えしました。

2022 5/25

Regular program

アートディレクションのススメ

青木 由季コミュニケーションデザイナー/アートディレクター

鹿児島 藍コミュニケーションデザイナー/アートディレクター

森 建二コミュニケーションデザイナー/アートディレクター

さまざまなフィールドでアートディレクション経験をもつ3名が登壇。トップバッターの森からは、クライアントやプロジェクトチーム全体で合意形成をとりながらクリエイティブを導く方法。ビジュアル表現を得意とする鹿児島は、一貫したコンセプトに基づいた世界観づくりのプロセス。エディトリアルデザインを長く経験した青木は、情報構造を意識した誌面デザインと後輩デザイナーへのフィードバック方法など、それぞれが実例を元に語りました。質疑応答では、アートディレクターのセカンドキャリアについて話題が発展する場面も。参加者から「ビジュアルだけでないコアな部分へのかかわりをすることで、ADの働き方の幅を広げていけるのだなと思いました(一部省略)」といった声も寄せられ、アートディレクションの可能性が感じられるプログラムとなりました。

2022 4/27

Regular program

ワークショップファシリテーション再入門

赤羽 太郎シニアサービスデザイナー

多数のプロジェクトリードを務めるサービスデザイナー赤羽が“納得感”のある実用的なワークショップ作りのコツをお伝えした本プログラム。自身が直面してきた「共創的にやろうとするとアジェンダ通り進まない」「声の大きい人が喋り続けてしまう」などのワークショップに起きがちな問題や失敗談の話には共感の声も寄せられました。転機となったGoogleGermanyのマウロ・レゴ氏とのイベントや、デザインスプリントの実践を通して得たナレッジをまとめ「メソッドやツールよりプログラム」「みんなで考えるけど作業は1人ずつ」など、実践的な工夫や心構えを次々に解説。受講者の抱える悩みや疑問についてもケースごとの対処法をお伝えし、密度の濃い時間となりました。

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2022 3/23

Light program

伝わるスライドデザイン術

里見 高章アートディレクター

プレゼン用スライドのデザインを数多く手がけ、企業向けデザイン研修の講師としても実績があるアートディレクターの里見が登壇。「素早く伝わる」と「素早くつくる」をテーマに、PowerPointを使ったスライドデザインの考え方とコツをご紹介しました。 当日は、スライドデザインを進める前段階の企画・構成の考え方とプロセスから、PowerPointの画面を見ながら操作テクニックの実演まで披露。受講者の中には、ご自身の手元で一緒に操作しながら学習されたという方もいらっしゃいました。

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2022 2/22

Bold program

実務視点でのデザイン経営

大崎 優取締役/デザインマネージャー

デザインマネージャーの大崎は、大企業を中心にデザイン経営の推進を支援してきました。その経験を生かし、実務の視点から見えてきた「デザイン経営」について語った本プログラム。「デザイン経営」の基本理解・解釈やマインドセットについて明示した上で、実務視点での「デザイン経営」の論点を概観しながら解説。さらに「デザイン経営」実務での難点と対応まで話を掘り下げ、課題解決のヒントへ導きました。当日は、リアルタイムで参加者のみなさまから多くの質問が寄せられ、活気あふれる時間となりました。

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2022 1/26

Bold program

ビジネスを加速するためのウェブサイト運営戦略

加川 大志郎プロデューサー/プロジェクトマネージャー

本プログラムでは、大規模サイト構築やグローバル企業/グループ企業のサイト群の統合管理・運営の体制構築などに従事する加川が、変革を推進するための実践的なアプローチについてお話ししました。
ビジネスにおけるウェブサイトの重要性が増すのに比例して、運営要件が高度化、複雑化する昨今。加川は、従来の「数年に一度、大規模なリニューアルを行う運営」から「作って終わりにせず、トレンドに合わせて定期的に見直す運営」への転換の必要性を説きました。ウェブサイト運営の課題を多重投資などのコスト面、セキュリティなどの法的リスクに大別し、それぞれに最適化するための解決策・実践法をステップに分けて解説。最後は「課題解決の実践には組織全体の理解と協力が不可欠。課題をお金とリスクに置き換えてインパクトを推定することが組織を動かす説得力になる」と締めくくりました。

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2021 12/15

Regular program

UXとUIのつなぎかた

石井 真奈UXデザイナー

要件定義フェーズでどこまでUIを作り込むべきか判断しづらい、コンポーネントのバリエーションが増えてしまう…など、アプリケーションデザインでぶつかってしまうさまざまな課題をクリアにするため、試行錯誤を続けて辿り着いた、UXとUIをつなぐコンセントなりの「OOUXデザイン プロセス」。プロセスを明確に分割し、各タスクの内容・アウトプット・ゴールをしっかりと言語化して定義するなど、こうやったらよりうまく進められるかも? という学びをまとめ、共有させていただきました。アウトプットの品質を高めるために、業務プロセスや考え方からデザインしていくことの大切さも感じられるプログラムとなりました。

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2021 11/24

Regular program

可能性をひらくインクルーシブデザイン

佐野 実生インクルーシブデザイナー

自分が苦手とすることを例に、マイノリティを自分ごととして考えてみるミニワークからスタートした本プログラム。インクルーシブデザインは「特定の人のための特別対応」ではありません。自分にとっての「当たり前」の外側に着目し「気づいていなかったことに気づく」ことは、ビジネスやものづくりなどさまざまな場面において可能性をひらく武器になります。本編では、佐野のこれまでの経験や、世の中の事例も取り上げながら、多様性に目を向けることがいかに新しい普遍的な価値を発見する手がかりになるかをわかりやすく解説しました。

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2021 10/27

Light program

ユーザーを知るためのインタビュー調査入門

川原田 大地サービスデザイナー

インタビューの基礎知識や実践のコツを、調査経験の豊富な川原田が解説したプログラム。相手の本音や価値観を引き出すインタビューを行うためには、まず何を明らかにしたいのか目的を言語化すること、どんな質問をするか大まかな流れを事前に計画し、会話をしながらさらに深掘りしていく探索的な方法が有効であることをお話ししました。会話の実演や質問設計のサンプル例を交えた説明がわかりやすい、仕事にすぐに取り入れてみたいという声も多く、たくさんの方に実践のヒントを持ち帰っていただけたようでした。

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2021 9/28

Bold program

2020年代のデザインとは?
Design by Peopleの時代へ

長谷川 敦士代表取締役社長/インフォメーションアーキテクト

コンセント代表の長谷川が、日々実践しながら肌で感じている、デザインを取り巻く環境の変化、これからの在り方についてお話ししました。課題が定義できず、なにが正解なのか判断することもできない「厄介な問題」に直面する現代において、「とりあえず」試作をつくって観察したり試したりしながら考えて仮説や洞察を得るという、デザイナーが当たり前にやってきた「態度」がより重要であること、これからはそうした態度をみんなが身につけ、組織で、地域で、それぞれが実践する「Design by People」の時代になっていくという未来を、様々なトピックを取り上げながら語りました。本スクールのメッセージである「誰もがデザインを実践できる世の中に」を伝えるオープニングプログラムをお届けしましたがいかがでしたか。受講してくださった方々にとって、これからのデザインについて考えるきっかけになっていれば幸いです。

トライアル/プログラムスライド公開

2021 6/30

Bold program

柔軟なプロジェクト
デザインのコツ

小橋 真哉サービスデザイナー

要件、コスト、期間、チーム体制、コミュニケーション方法…さまざまな要素が絡み合うプロジェクト設計において、「計画性」と「柔軟性」の最適なミキシングのバランスを見極めることが重要と語った小橋。ウォーターフォール、アジャイルなどの型を抑えつつも、案件はケースバイケースであるからこそ、常に最適解を考え、チーム全員でプロジェクト「も」デザインするという考え方をお伝えしました。

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2021 6/23

Regular program

ターゲットの心を動かす
コンテンツ戦略

小田 恭子コンテンツディレクター

つくる過程や思考をフレームワークに落とし込み、これまでに小田が手がけた実際の事例を通して、コンテンツ戦略の立て方、魅力的なコンテンツの作り方についてご説明したプログラム。ワークシートを使った実践的な内容はもちろん、「面白い!と思えるちょっぴりの主観」がコンテンツの隠し味になる、作り手自身がコンテンツづくりを楽しまないと、人が楽しめるものをつくれないという言葉に、多くの方の共感をいただきました。

トライアル

2021 6/16

Light program

これからはじめる
ウェブデザイン

見野 伸太郎アートディレクター/デザイナー

ウェブデザインの基礎知識、提案までの過程、技術の変化やトレンドなど。ユーザーにとって「使える」企業の伝えたいことが「伝わる」ウェブサイトを作るために、見野が長年の経験で得てきた知見をじっくりお話ししたプログラム。個人で完結することが出来ないからこそルールを作り、意思を伝え、チームで協働することの大切さにも触れました。デザイナーはもちろん他の職域の方にも、多くの気づきが得られる時間となりました。